ブログ - いなばの白うさぎ 日本神話の絵本が無料で貰えます!神奈川県神社庁が無料で配布している、 古事記に登場する日本神話の読み聞かせ絵本 「みんなの神さま」の続きをご紹介します。 最後は、出雲大社で有名な、 あの「いなばのしろうさぎ」です。 ●いなばのしろうさぎ 心広い縁結びの神さま・オオクニヌシ命が 因幡に住む白うさぎを助けるお話です。 淤岐の島(島根県の隠岐島と言われています)に ひとりぼっちで淋しく暮らしていた白うさぎが、 憧れの陸地に渡るために、サメをだますことを思いつき… 島から陸地まで、海上に並べたサメの背を渡りますが、 渡り終える時に嘘がバレてしまい、 カンカンに怒ったサメたちに毛皮をすっかりはがされて 丸裸の赤うさぎになってしまいます。 そこへ、スサノオ命の子孫のいじわるな兄弟たちが通りかかり 「海の水を浴びて体を乾かすと傷がよくなる」 との嘘を信じた白うさぎは、傷口に塩がしみ込んでもがき苦しみます。 「おいおい、あのうさぎ本気にしたぞ」「なんて馬鹿なやつだ」 と兄弟たちは大笑いして、そのまま見捨ててしまい… 思わず、ええ~!!と驚く、これまた人間臭い設定 (^_^;) 3歳の娘には「うさぎさん、かわいそ~~~」と大好評(!?) そこへ心優しきオオクニヌシ命が現れ、治し方を教えてあげると うさぎはすっかり元通りの白い毛になり、回復します。 出雲大社に、その様子をあらわした石像があります。 さらにその後、オオクニヌシ命はなんと 白うさぎを神さまの仲間入りをさせてあげるのです。 そして、皮膚病やけがを治す「白兎神」になった、 というお話です。 白兎神は、鳥取にある 白兎神社(はくとじんじゃ)に祀られています。 因幡の白うさぎのお話は、 小さな子どもにも自分のことのように感情移入しやすく、とってもわかりやすくてオススメです。 天孫降臨(てんそんこうりん)のお話のように 眠気を誘ってはくれませんが(笑) 日本神話の読み聞かせ絵本「みんなの神さま」は、 今なら申し込めば無料で貰えますよ。 4冊あり、希望すれば全冊貰えます。 なくなりしだい、終了になりますのでお早めに。 1)よみのくに 2)天孫降臨 3)ヤマタノオロチ 4)いなばのしろうさぎ それではまた。
トラックバック |