男体山・日光二荒山神社 中宮祠のパワースポット
なんたいさん・にっこうふたらさんじんじゃ ちゅうぐうし
Mt.Nantaisan, Nikko Futarasan Jinja Chugushi Shrine
男体山・日光二荒山神社 中宮祠の概要(栃木県日光市)
●関東随一の大自然、奥日光エリアは強力な龍脈の発生源
日光は東京の真北に位置し、東京にエネルギーを送る関東屈指の一大パワースポットです。
そして、いろは坂を登った先の奥日光エリアは、強力な龍脈(大地のエネルギー)の発生源にあたります。関東随一の雄大な大自然を感じられ、パワーをもらえる稀有なエリアです。
●人生に変化をもたらす「神の山」
奥日光のシンボルと言うべき男体山(二荒山)は、二荒山神社のご神体で、奈良時代から山岳信仰の霊山でした。山頂に二荒山神社の奥宮があり、山麓の中禅寺湖畔には、奥宮と本社を結ぶ中宮祠があります。
男体山は広大な日光神域の中核であり、大地の浄化パワーと、現状を良い方向に変える上昇運をもたらすパワースポット。人生の転換期や自分の道を突き進む時に、ぜひ登拝して頂きたい神の山です。
●男体山の登拝は「人生を変える修行の道」
男体山の生気をダイレクトに受ける中宮祠だけでも効果を得られますが、晴れた日には、ぜひ男体山の登拝に挑戦してみて下さい。
往復6時間ほどの険しい登山道になりますが、その道程が修行の道・祈りの道とされるパワーロードです。ネガティブな思いも浄化されて、人生に変化をもたらすインスピレーションを得られることでしょう。
男体山・中宮祠のご利益
★変化と上昇運・直観力アップ
男体山に向かい上昇する運気を得られる(中宮祠の登山口から男体山を見上げるだけでも、効果があります)
直観力が研ぎ澄まされ、物事を成す・難事を切り開くインスピレーションを得られる
★心身の浄化
心と思考を浄化する山中を歩くことで、悪い気や心が浄化され、迷いがなくなる
★決断力・生気アップ
山中は強い生気にあふれ、弱い自分を奮い立たせてくれる
男体山は、大自然と合う男性との相性が抜群によい土地で、相性が合えば、絶大なパワーをもたらしてくれます。
中宮祠は、男体山の生気を受ける龍穴(大地のエネルギーがみなぎる場所)にあり、中禅寺湖が男体山の強すぎるエネルギーを中和し、陰陽バランスの取れたエネルギーに変換しています。
●ご祭神
男体山を中心に、日光三山をご神体として、それぞれに神様をあてて祀っています。
・男体山(父):大己貴命(オオナムチ命)
※出雲大社で有名な大国主命(オオクニヌシ命)の別名です。
・女峰山(母):田心姫命(タゴリヒメ命)
・太郎山(子):味耜高彦根命(アジスキタカヒコネ命)
有名な夫婦・親子の神様で、大己貴命は大らかにあらゆるご縁を結ぶ神様です。
二荒山神社の本社は、日光三山の気が合わさる龍穴地点にあり、良縁や人間関係などご縁のパワーに満ちた神社ですが、中宮祠は男体山の男性的エネルギーが強く表れています。
日光二荒山神社 中宮祠のパワースポット地点
●参道
★大鳥居、巫女石(みこいし)
大鳥居は男体山・中禅寺湖エリアの広大なご神域の入口結界です。
大鳥居右手にある巫女石。かつて男体山が女人禁制の時代に、ご神域に立ち入った巫女が神罰で石に変えられたという伝説です。
★青銅鳥居、水神
中禅寺湖に面した青銅鳥居から入るのが正式ルートです。
鳥居右手の水神でお祓いをしていきましょう。ご祭神:水波能売神(みずはのめのかみ、水神・祈雨の神)
朱塗りの唐門をくぐって右手にある手水舎で、手と口を清めます。
★中宮祠稲荷神社
稲荷信仰の方は、本殿参拝前に謙虚にご挨拶をすると、本殿ご祭神に取り次いでくれます。
ご祭神:倉稲魂神(うかのみたまのかみ、穀物の神・食物神、転じて商売繁盛の神。スサノオ命の子神)
●本殿周辺
★拝殿・本殿
変化と上昇運アップのパワースポット。まずは、ご祭神に礼を尽くした参拝を。
★神楽殿(大国殿)
金運アップを望む方は、福の神の招き大国様を祀る神楽殿でお参りを。
賽銭箱に置かれた小槌を振ってお参りします。
良縁祈願スポットの「大国様の開運木」
欅の古木の中に招き大国様が祀られていて、木を撫でて祈願します。
天井には見事な花鳥風月絵。開運・良縁二体龍の図も。
★山霊宮(やまのみや)
男体山に登拝する時は、登山の無事と自分の道を進めるよう祈願します。
★中宮祠のイチイ
樹齢1100年のご神木。生気・勝運アップのパワーツリーです。
★中宮祠 七福神(しちふくじん)
福の神の七福神を参拝すると、7つの災難が除かれ7つの幸福を授かるとされます。社殿の両側に祀られています。
寿老神(長寿・平和)、福禄寿(子孫繁栄)、布袋尊(幸運・至福)、弁財天(芸能・福財)、毘沙門天(財宝・福徳)、恵比寿神(家内安全・商売繁盛)、大国様(招福・良縁)
●登拝門周辺
★登拝門
男体山頂・奥宮への唯一の登拝口。開山時(5月5日~10月25日)のみ門が開きます。
神の山に立ち入る時は、ここで遥拝してから入ります。男体山に登らない方も、1合目の遥拝所までは、ここから往復10分で行けます。
★幸運の杜
二荒山神社の本社には「良縁テーマパーク」のような神苑がありますが、ここ中宮祠にもあります。
心の悩み・思考の迷いを浄化する「幸運テーマパーク」とも言うべき「幸運の杜」。登拝門の右手に広がっています。中に入ると、気づきを促す沢山の掲示が目に入ります。
ご神木と幸運神社
ご神木を眺めて心の明暗を自覚し、幸運をお祈りします。
ご祭神:思兼神(おもいかねのかみ、数多の神の知恵を司る知恵の神)
迷い解消のご神木「まっすぐ杉」と、悩みを無くするご神木「悩みカラ松」
厄落しの「カワラケ割り」
嫌なことをカワラケ(1枚200円)に書き、祝詞を唱えながら思い切り投げ割れば、気分スッキリ!
神笹(縁結びの笹)。良縁祈願スポットです。
良縁の松
幸運を呼ぶ「黄色いハンカチ」(1枚300円)に願い事を書いて、良縁の松に結びます。
男体山の大蛇の神像
男体山の神(大蛇)と赤城山の神(ムカデ)が戦い、大蛇が勝利したという「戦場ヶ原の伝説」に基づく神像です。祈願鈴を振り、神像の周りを一周して、勝運・金運を祈願します。
男体龍水
男体山のご神水でお金を洗うと富み栄えるという金運スポットです。弁財天の脇にあります。
★宝物館(ほうもつかん)
日本一の大太刀「袮々切丸」(ねねきりまる)を展示する宝物館。
他にも刀剣やお祭りの家体、男体山頂から出土した古墳時代以来の大量の祭祀遺物などを展示しています。
男体山のパワースポット地点
【男体山の登拝について】
・中宮祠の登拝口から山頂まで、3時間半かけて殆ど一直線に直登する、中級登山道です。
・途中水場はないので、必ず水(1~1.5リットル位)を持参して下さい。
・7~8合目と頂上付近はガレ場があります。
・歩行時間 6時間(登り3時間半、下り2時間半)
・歩行距離 9km
・標高差 1498m(山頂2486m)
・登山期間 5月5日(開山祭)~10月25日(閉山祭)まで
・登山受付 午前6時~正午まで
・入山料 大人500円、小中学生300円。安全祈願のお札を受けます。
・登拝祭(7月31日~8月7日)の間は、中宮祠本殿から山頂奥宮にご神像が遷され、夜の男体山に登れます。
まずは、中宮祠で登拝の無事と自分の道を進めるようお参りをして、登山受付へ。
入山名簿に記入し、入山料を納めてお札を受けたら、いざ出発です!
●登拝道
登拝門で神山に立ち入るご挨拶をしていきましょう。石段から登り始めます。
山中は強い生気に満ち、心と思考が強力に浄化されていきます。
六根清浄とは、我欲にまみれた執着を断ち、認識の根幹の六根(五感+意識)を清らかな状態にすること。そのために、不浄なものを見ない-眼・聞かない-耳・嗅がない-鼻・味わわない-舌・触れない-身・感じない-感、ために、山伏は山ごもりをして、俗世との接触を絶ちました。
かつて山岳修行する山伏や講社は、「懺悔懺悔、六根清浄」(ざんげざんげ、ろっこんしょうじょう)と唱えながら山道を歩きました。
★1合目・遥拝所
81段の石段・木段を登りきると、5分ほどで1合目に到着。男体山の遥拝所があります。
開山祭・閉山祭では、ここから奉拝されます。
ここからクマザサに覆われた山道となり、ミズナラやツガの樹林地帯を登っていきます。
★3合目
3~4合目は舗装された工事用道路を歩きます。木々の木漏れ日が清々しい林道です。
4合目の石鳥居から再び山道に入ります。ここから頂上まで2時間半程、高度が上がるにしたがって大岩がゴロゴロする急登になっていきます。
★5合目
避難小屋があります。この付近はシロヤシオなどのツツジ類が多く、初夏は華麗な花、秋は鮮やかな紅葉を楽しめます。
この頃には、強い浄化力でネガティブな思いも浄化され、直観力が研ぎ澄まされてきます。
良い変化をもたらすインスピレーションを得られやすくなっていることでしょう。
★7合目
避難小屋があります。崩れやすいガレ場や岩盤が現れる急斜面を登ります。
★8合目・滝尾神社(たきのおじんじゃ)
避難小屋と大岩の間に祀られる滝尾神社。女峰山の女神・田心姫命(タゴリヒメ命)を祀ります。
ここからしばらく傾斜の緩やかな樹林帯を登ります。
★9合目・阿弥陀ガ原(あみだがはら)
ザラザラした火山砂礫の斜面・阿弥陀ガ原が開け、山頂が間近に見えてきます。
阿弥陀ガ原を登りきると、ついに山頂の一角に到着です!
●山頂
★日光二荒山神社 奥宮
ご祭神:大己貴命(オオナムチ命、男体山の神)
日光エリアの強力なエネルギーを生み出す、龍脈の源泉といえるパワースポット。ご祭神に礼を尽くした参拝をしましょう。
日光を開山した勝道上人(しょうどうしょうにん)が、奈良時代の782年、苦節3度目の登頂挑戦で宿願を果たし、初登頂した際に祠を建てたのがはじまりです。
東日本大震災で倒れた石鳥居から、新しくヒノキの鳥居として生まれ変わっています。奥宮左手に二荒山大神像があります。
★山頂(2486m)
奥宮右手に見える岩塊を登ると、最高地点の山頂に立ちます。
男体山頂のシンボル・大剣。2012年にそれまでの鉄の剣が腐食で折れ、ステンレス製の剣が設置されています。大剣の後ろに三角点があります。
良縁の鐘。木槌で叩けます。
山頂は360度の絶景です。眼下には中禅寺湖や戦場ヶ原、日光白根山や女峰山など日光連山の峰々が望めます。
★太郎山神社(たろうさんじんじゃ)
奥宮の左手を少し下ると、太郎山の神・味耜高彦根命(アジスキタカヒコネ命)を祀る太郎山神社があります。すぐ背後に太郎山が見えます。
●下山
山頂でしばらく爽快な展望を満喫したら、下山しましょう。往路を2時間半程で下山します。
登拝門の手前に「足清め所」。登山靴の裏をタワシで洗い流して、山の土を落とします。
昔わらじを履いて登っていた頃は、神聖な山の土を門外に持ち出さないように、ここでわらじを履き替えていたそうです。
登拝門をくぐり、男体山に向き直って一礼します。以上で男体山の登拝完了です!
登山証明書「登拝之証」。下山後に中宮祠で頒布しています(500円)。尚、中宮祠への下山報告は不要です。
個別のスポットを紹介してきましたが、男体山は「山全体がパワースポット」と言えるほど、大地の力強い浄化パワーを感じられる霊山です。
五感を研ぎ澄ませて大自然を感じて、神様のエネルギーを受け取ってみてください。
また、中宮祠境内の男体龍水に触れたり、中禅寺湖など「水」の気を吸収するスポットに行って、男体山で受け取った運気を定着させると良いでしょう。
日光の世界遺産(日光東照宮・二荒山神社・輪王寺)を巡った方、次はぜひ「人生に変化をもたらす神の山」男体山の登拝に挑戦してみて下さい。
⇒ 日光二荒山神社(本社)のパワースポット
⇒ 日光東照宮のパワースポット
⇒ 華厳の滝・竜頭の滝のパワースポット
日光二荒山神社 中宮祠の基本情報とアクセス
所在地 |
栃木県日光市中宮祠2484(中禅寺湖畔) |
電話番号 |
0288-55-0017 |
最寄り駅 |
東武鉄道日光線「東武日光駅」、JR東日本日光線「日光駅」 |
アクセス |
【電車】東武鉄道日光線「東武日光駅」から東武バス(湯元温泉行き)に乗車53分「二荒山神社前」バス停下車すぐ
【自動車】東北自動車道~日光宇都宮道路「清滝IC」から15km・30分 |
駐車場 |
有(無料) |
主祭神 |
二荒山大神(大己貴命、田心姫命、味耜高彦根命の親子三神の総称) |
創建 |
中宮祠:延暦3年(784年)
奥宮:天応2年(782年) |
社格等 |
下野国一宮、式内社(名神大社)論社 |
主祭事 |
開山祭:5月5日、登拝祭:7月31日~8月7日、閉山祭:10月25日 |
ホームページ |
http://www.futarasan.jp/ |
日光二荒山神社 中宮祠の地図
男体山・日光二荒山神社 中宮祠の動画
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