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ブログ - 今夜は伊勢神宮・式年遷宮のメイン「遷御」の日。

今夜は伊勢神宮・式年遷宮のメイン「遷御」の日。

カテゴリ : 
日本の神様とご利益
執筆 : 
admin 2013-10-2 15:14
伊勢神宮・式年遷宮のメイン、
内宮の「遷宮祭」が、昨日から始まりました。

そして今夜8時、ついに内宮の「遷御」
(せんぎょ、神様のお引越し)が行われます。

昭和4年度 神宮式年遷宮絵巻






10月5日(土)には外宮の遷御です。

日本の総氏神様の大事ですから、
私たちも襟を正して見守りましょう。


■遷宮とは、壮大な「よみがえり」の儀式

遷宮とは、新しくリフレッシュした常若の社殿に
ご神体にお遷りいただく大祭です。

伊勢神宮の式年遷宮は、予め東西に2つ分の敷地が
用意してあり、東・西を遷し替える形で、
20年ごとに全く新たな社殿を建立します。


リフレッシュした社殿とともに
神様が鎮座された時を再現して、原点に立ち返る。

壮大な「原点回帰」「よみがえり」の儀式です。

それにより、
・永続的にご神気を保ち続ける
・社殿の老朽化を防ぎ、再生再新する
・伝統技術や文化を後世まで伝承する
などの意味があります。


では、私たちにとっては、
遷宮はどんな意味があるのでしょう?

・・・
・・・
・・・

++++++++++++++++++++
「本来の自分」に立ち返り、
新しく生まれ変わる力や、ご縁を授かる機会
++++++++++++++++++++


になります。

きずなの大切さを再認識する場、
と言えるかもしれませんね。


■失われた20年が終わり、経済の時代へ?

今回の式年遷宮で、
東の御敷地「米座(こめくら)」から
西の御敷地「金座(かねくら)」に遷ります。

伊勢では、古来から
東の米座時代は、平和で心豊かな「精神の時代」
西の金座時代は、激動で物質欲が強い「経済の時代」

として言い伝えられていて、
米座/金座で時代が移り変わっているそうです。

過去20年間は米座時代、「失われた20年」と言われ、
デフレ不況下で精神性を模索した時代でした。

過去の金座時代を見ると、
・幕末・明治維新期
・日清・日露戦争期
・世界恐慌から第2次世界大戦期、
・オイルショックからバブル経済期
・・・確かに、激動で物質欲が強い「経済の時代」ですね!

失われた20年が終わり、今日から始まる金座時代、
過去にとらわれることなく、
新しい価値観・新しい未来を創っていきたいですね ^ ^


■式年遷宮のメイン「遷宮祭」の日程

遷宮祭とは、神様のお引越し「遷御」を中心に、
前後に付随する祭儀を含めた、式年遷宮の中核祭儀です。

内宮が先で、10月1日(火)~3日(木)
外宮が後で、10月4日(金)~6日(日)
それぞれ3日間になります。

【内宮(皇大神宮・天照大御神)の遷宮祭日程】

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・10月1日(火)午前10時:
 御装束神宝読合(おんしょうぞくしんぽうとくごう)

  神様に献ずる御装束神宝の式目を、新宮の四丈殿で読み合わせる祭儀。
  神宝は現代の名工たちの手で奉製される、数々の威儀物です。
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・10月1日(火)午後4時:
 川原大祓(かわらおおはらい)

  遷御に先立ち、遷御に奉仕する祭主以下すべての祭員を
  五十鈴川のほとり・川原祓所で祓い清める祭儀。
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・10月2日(水)正午:
 御飾(おかざり)

  新殿内を御装束で装飾して、遷御の準備をする祭儀。
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・10月2日(水)午後8時:
 ★遷御(せんぎょ)★

  大御神が現在の御正宮から新宮へとお遷りになる
  遷宮の中核をなす祭儀。

  午後8時前、暗闇の中で天岩戸開きにならい、
  夜明けを告げる鶏鳴「カケコー、カケコー、カケコー」を三声。

  午後8時ちょうど、勅使が「出御、出御、出御」と3回唱え
  「オー」と低唱される警蹕と神楽歌が流れます。

  奉載され秘められたご神体が、百数十名の祭員とともに
  新宮へと参進し、渡御します。

  遷御の儀の終了をもって、新宮が御正宮となります。
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・10月3日(木)午前6時:
 大御饌(おおみけ)

  遷御の翌朝、新宮で初めて神様にお食事(神饌)を奉納する祭儀。
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・10月3日(木)午前10時:
 奉幣(ほうへい)

  天皇陛下から奉られる幣帛(へいはく)を奉納する祭儀。
  遷御と共にひときわ重んじられてきた祭儀です。
  直会(なおらい)にあたる「響膳の儀」も行われます。
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・10月3日(木)午後2時:
 古物渡(こもつわたし)

  古宮内の御神宝類を新宮の西宝殿に移す祭儀。
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・10月3日(木)午後5時:
 御神楽御饌(みかぐらみけ)

  御神楽に先立ち、お食事(神饌)を奉納する祭儀。
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・10月3日(木)午後7時:
 御神楽(みかぐら)

  天皇陛下が宮内庁の楽師を差し遣わし、
  深夜まで御神楽と秘曲を奉納する祭儀。

  御神楽をもって、3日間に渡る遷宮祭が終了となります。
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【外宮(豊受大神宮・豊受大御神)の遷宮祭日程】

・10月4日(金)午前10時:御装束神宝読合(おんしょうぞくしんぽうとくごう)
        午後4時 :川原大祓(かわらおおはらい)
・10月5日(土)正午  :御飾(おかざり)
        午後8時 :★遷御(せんぎょ)★
・10月6日(日)午前6時 :大御饌(おおみけ)
        午前10時:奉幣(ほうへい)
        午後2時 :古物渡(こもつわたし)
        午後5時 :御神楽御饌(みかぐらみけ)
        午後7時 :御神楽(みかぐら)


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私の友人は、9月に神宮参拝でとても感激して、
今週末にまた行くそうです。いいですねぇ♪

今度は御垣内参拝だっ!と息巻いていました(笑)

※御垣内参拝(みかきうちさんぱい)とは、
 御正殿の内側の玉垣の中で、特別に参拝をさせて頂くこと。
 あくまで、奉納に対する神宮の感謝としての特別な参拝です。


日本の大事・遷宮祭真っ只中のタイミングに、
はたして御垣内参拝は可能なのか…

遷宮祭の期間中は、以下の参拝停止があるようです。

◆一般参拝停止
 内宮 10月2日(水)午後1時~終日
 外宮 10月5日(土)午後1時~終日

◆特別参拝停止
 内宮 10月1日(火)~3日(木)終日
 外宮 10月4日(金)~6日(日)終日

正装してダメもとで行ってらっしゃい!
と背中を押してあげました (^ ^;

今週、伊勢神宮へ参拝に行かれる方は、
ご確認のうえ、お出かけ下さい ^ ^
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